「子どもの仕上げ磨きは何歳までやるべきか」という投稿をよく見かけます。
私は6年生までやるつもりです。「6年生まで!?」と思われる方も多いでしょう。「仕上げみがきよりも、自分でしっかりできるように指導するべきだ」という意見もあるでしょう。
各所で行われているアンケートでは、小学校入学と同時にやめてしまう方も多く、大体は低学年までに終わっているようです。
今回は私が思う仕上げ磨きの必要性というお話です。ザ・個人の見解ですが、お付き合いいただければ幸いです。
なぜ高学年でも仕上げ磨きをするのか
「自分でできるように指導するべきでは?」という意見については、もちろん指導はしています。
小さいころから、どうすれば虫歯になるのか、虫歯で歯医者行くことの怖さも伝え、今も磨き残しが多い箇所を伝えたり、磨き方を教えたりしています。
下の画像は、 歯医者で定期的に受けている検診で、染め出し液を使ってチェック した結果です。
歯の絵が描いてありますが、外側が永久歯、内側が乳歯ですね。
磨き残し58パーセント!ちなみに過去最高は60パーセントでした……
以前は歯医者さんに行く前は私が念入りに磨いていたのですが、自分たちの歯磨きの実力を知ってほしいと思い、今は子どもが自分で磨いてから歯医者に行っています。
子ども達は、歯医者に行けば必ず染め出し液でチェックされることを知っているので、歯医者の前には特に念入りに磨いているのです。
私が見ていても、テキトーにやっている感じではありません。
それでも結果がこうなのだから、やはり仕上げ磨きをせずにはいられないのです。
↓ こちらは以前私が仕上げ磨きをしていた時の結果です
赤い箇所はありますが、どうやら磨き残しは 少ない方みたいで、歯科衛生士さんにはいつも褒められていました。
「ほめるタイプの歯医者」なので、 私のやる気を引き出すために褒めてくれたのだと思いますが……
♪(・ω・)/♪ でもうれしい
染め出し液(プラークチェッカー)を使っています
おかげさまで今のところ虫歯はないので、4ヶ月に1度定期検診に行く程度です。
家では時々染め出し液で磨き残しのチェックをしています。
昨晩、随分適当に歯磨きをした小4兄が「仕上げして〜。」と言うので、染め出し液を使って皆さんにどうなるのかお見せしようと思い写真を撮ったのですが、あまりに衝撃的な染まりっぷりで、オールショッキングピンクでしたので公開を控えることにしました……
使っているのは歯医者さんで購入したプラークチェッカー( 歯垢染色液・キシリトール配合)です。 200円くらいだったかな?
近くにあったペットボトルと比べてみました(あんまり意味ない)
5mlですが、頻繁に使うものでもないですし、1回に使う量も少しなのでなかなか減りません。
もしネットで買おうと思っている方がいらっしゃったら、ご注意を!
パソコンの画面では大きさがわかりにくいかもしれませんが、いきなり大きいのは買わない方がいいです!
味が嫌いだったり、口の周りも赤く染まってしまう(種類によっては紫に染まる)ので頻繁に使うこともないと思います。
ドラッグストアでカバさんの絵柄がついたいちご味のお手軽なものを購入したこともありました。
現役を口に含んでクチュクチュするだけなので手軽でよかったのですが、正直全然染まりませんでした……歯の質なども関係あるのでしょうか?
ちゃんと磨けていると思っていたら、染まらなかっただけという……
( ´д`ll)
染め出し液の使い方
- いつも通り歯を磨く
- 綿棒の先につけて歯に塗る
(または歯ブラシの先端に1〜2滴落とし、歯に塗る。歯ブラシが赤く染まってしまうので、あまりお勧めはしませんが、我が家はこの方法。濡れた歯ブラシでは液が薄まって染まりにくいので、ティッシュなどで水分を拭き取ってから使うようにします) - 軽く水でうがいをする
- 鏡を見ながら染まったところを磨いていく
最初から染め出し液をつけて染まった部分を磨いていくという方法もありますが、 口の中がほとんど赤く染まってしまいます。
磨き残しをチェックするという意味では、1度磨いた後に使用することをお勧めします。
歯医者に行かなかった私たち
私たち夫婦は、一般的な方よりもだいぶ歯に自信のない夫婦かもしれません。
小さい頃仕上げ磨きをしてもらった覚えはなく、歯を磨けと促されたこともありません。
私の母は、私の弟が小学校に上がる前に歯医者に連れて行ったら「何でこんなになるまでほっといたんだ!」と 歯医者さんに怒られたという話を聞いたことがあります。
そんな環境でしたから、私は歯の治療で随分お金と時間を無駄にしてきました。
友人が言っていました。
「自分が親になって思うけど、『親がやってくれたから自分の子どもにしてあげよう』か、『親がやってくれなかったから自分の子どもにはしてあげたい』のどちらかだ。」と。
なるほど、と思います。
私は子どもの歯に関しては後者。
「自分の子供たちが 虫歯にならないために、できることしてあげたい」
周りに何と言われても、小6まではやっていきます。
スキンシップにもなって楽しいですよ!小さい頃は四苦八苦しましたけどね〜(苦笑)
我が家の愛用フッ素入り歯磨き粉。今は泡立つタイプを使っています。
小さいころは泡の立たないジェルタイプを使用しました。
これで虫歯が防げるなんて不思議なくらいおいしいです^^
子どもが嫌いな歯医者さんには、治療でなく検診だけ行きたいですよね!全国のママさん!親子で頑張りましょう^^
2022.10月追記
息子は中2、娘は小6になりました。
息子の仕上げ磨きは小6で終わりました。
まだ2人は虫歯がありません。
仕上げ磨きは朝晩2回→夜だけになりました。
しかし、相変わらず歯医者さんでは「磨けていない」と、歯磨き指導を受けています。
それでも虫歯がないのは、仕上げ磨きというよりも定期的に検診に行っているおかげでしょう。
歯医者は虫歯になってから行くところではなく、虫歯にならないように定期的に通う場所なのだとしみじみ感じています。