子どもが生まれると、親は成長を見守りながら子どもの将来をいろいろ考えたり、思いを巡らせたりするもの。
「お、もう10まで数えられるの?もしや天才?」
「親が運動神経いいから、アスリートで世界目指せるんじゃ!?」とか^^
もちろん健康第一なんだけれど、期待してしまいますよね。
今日は子育て真っ最中なママさん、パパさんに強くプッシュしたい「本」と「動画」のお話です。
教育関連本の中で、一番先に読んでほしい
22万部売れているベストセラー
「学力の経済学」著者 中室牧子
ま、これだけ売れてればとっくに読んだよそんなのって言う方もいらっしゃるでしょうね^^i
筆者はメディアで見かけることも多いのですが、いつも取り上げられる内容は
子どもはご褒美で釣っても良いなど、え?と思うことばかり。
私も最初にテレビで見た時にそこに食いついて本を借りたのですが、そこばかり熱心に読んでいて、図書館で2度目に借りた時(←買えよ^^i)に、「あれ、こんな大事なことも書いてあった?」と思う箇所があり、昨日購入しました^^
本屋でびっくり、マンガ版も出たんですね^^
「教育経済学者」とは?
この本の一番の特徴は、筆者が教育評論家や子どもの教育に関わっているのではなく、
「教育経済学者」であることです。
教育経済学者がしていることは、
- 「どういう教育が成功する子どもを育てるのか」という、決して目に見えないものを数字で示し、
- その原因と結果、すなわち因果関係を明らかにすること
なのだそうです。
どこかの誰かの成功体験や主観に基づく逸話ではなく、科学的根拠に基づく教育を。
(学力の経済学より引用)
私が「一番先に読んでほしい」という理由は、今後、「科学的根拠のない情報に惑わされないため」です。
この本を読んでから教育関連の本を読めば……いや、もう読む気がおきなくなるかもしれませんが、だいぶ情報を取捨選択できるようになると思います。
この本に書かれていることは、巷にあふれている情報と真逆のことや、目からうろこの情報ばかり。
- テレビやゲームをやめさせても学習時間はほどんど増えない
- 子どもはほめて育てるべきなのか
- しつけを受けた人は年収が高い
これを読んでから、教育に関する調査報告を見る機会があると……統計結果と結論がこじつけだったり、残念なものも多いです^^i
大事なのは自分の子どもはどうかってこと
すっごく昔、夜中の討論番組で経済評論家と誰かが言い争っていたことを思い出しました。
経済評論家が「これははっきりデータに出ていることだ!」と言えば、もう一方は「データデータうるさい!データに当てはまらないことだってある!」と言い返す。
私は「どっちも間違ってないよ。態度が間違ってるけど。」と思いながらチャンネルを変えたことを……
そういうことだと思います。(←どゆこと?)
「学力の経済学」は、科学的根拠に基づいた結果ですので大いに参考になります。
けれど、うちの子には有効でない場合もある。
だから、自分の子どもをしっかり観察して、小4兄、小2妹、それぞれに合ったやり方をしていかなくちゃ!ということです。
ちなみにこの本に出てくる「ご褒美(お金)で釣る」は、小4兄には有効で小2妹にはよい影響がなかったので、すぐ終わりました^^i
↓ 私はマンガではなくこちらを購入しました。
動画「オトナの学校」で武井壮に学ぶ
若いころにがっつり部活、スポーツする子っていますよね。全国大会目指したり、世界大会に出たり。世界に出れるのはごくごくわずかで、でもそこを目指している子もたくさんいるわけで。
もちろん経験は財産だと思うし、「人生に無駄なことなんてない」というのもそうだと思うんですが……ちょっと考えさせられました。
多くのアスリートとか学生さん達が、すごい一生懸命スポーツを10年間頑張ったんだけど、大学卒業する時に、その先お金をもらってプロとしてスポーツ選手として活動することがほとんどの選手が出来ないっていうのが現状なんです。ほんとにギャンブルなんですよ。
(武井壮)
特に子どもにスポーツをさせたいと考えているパパママに見てほしいと思います。
↓ YouTubeに飛びます
ではみなさん、子どもの将来に適度に期待しつつ、子育てがんばりましょう!