こちらは2018年の記事を2023年にリライトしたものです。
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言わずと知れた佐藤ママ。
一応言っておくと、お子さん4人を日本最難関と言われる東大理Ⅲに現役合格させたという、カリスマママさんです。(マが多め)
今回は、佐藤ママのお子さん4人がお世話になったという関西屈指の進学塾「浜学園」とのタッグで行われた講演会の「目からウロコのテクニック」の内容をシェアします。
目次
浜学園の講師「図形はフリーハンドでノートに書く」
塾の先生はとにかくしゃべるのが早い!メモが追い付かない!
すでに小4兄の塾の勉強にも置いてかれてる私が、小6の算数の問題の解説をされて理解できるわけもなく、時々置いてきぼりになりながらなんとか最後まで聞いてきました。
浜学園の講師の方が一貫して言っていたことがあります。
それは、とにかく図形を描くということ。
問題に出てきた図形をノートにフリーハンドで描くのが当たり前にできるようにすると。
私は小4兄に謝らなくてはいけません。
なぜなら以前、全く反対の事を言っていたから。
「問題文に図が描いてあるんだからさ、それに書き込めばいいんじゃない?ノートに写してたら時間の無駄だよ」
(▼o▼)真逆!
それが間違いだったと小4兄に伝えたら、「うん知ってるよ。あの本(東大合格性が小学生だった時のノート)に書いてあったから、ぼくいつも図形写してるよ。」と。
図形を描くのが当たり前な子は、成績が伸びるそうです。……やってたんかい。
これからの伸びに期待しましょう……
浜学園直伝!?子どもが面倒くさいと言った時の対応
- 第1段階 「面倒くさいと言ったら運が逃げるよ」
- 第2段階 「面倒くさいことをひとつすれば、1ランク上がるよ。」
- 第3段階 「面倒くさいことを丁寧にすれば一流になれるよ。」
- 第4段階 「面倒くさいことをずっとしないでいるとタタリがあるよ。」
4を言う時は、言い方に注意して下さいね。
本当にタタリがあるようなムードでは言わないように(笑)
ここまで言うと、面倒くさいを頻発していた小学生たちもやるようになるそうです。
佐藤ママのお話
佐藤ママからは「幸せ子育ての極意と受験ママの鉄則」というお話。
テレビで見るよりも美人さんでやさしそう。
……と思ったのもつかの間、進むにつれ佐藤節全開。
後半は自分が怒られているような錯覚を^^i
佐藤ママが言うには、
- 子どもは恩知らずの塊
- 子どもは基本怠け者
- 子どもは勉強が嫌い
東大に受かったお子様なのだから、もともと勉強好きのなのだと思っていましたが、実は佐藤ママが関わっていたからこそ勉強に取り組めていたのだというのは意外でした。
佐藤ママがイメージと違ったこと
私は佐藤ママに対して好きでも嫌いでもないというか、真似できるところはやってみようという感じで本などを拝見してきました。図書館で笑
「ご両親も高学歴だし、お金があるから習い事もさせて有名進学塾にも入れられるわけで」と、やや引いていたわけですが、実際は、徹底的に子どもに関わって、あれこれ工夫をして、子どもたちを導いているママさんなのだと理解できました。
- 子育てはママの特権である
- 子どもと一緒に過ごせる時間は幸せ
- 子どもに徹底的に寄り添うこと
- 他人や兄弟と比べない
- 子どもがなんでも言いやすい母になること
勉強をさせるための工夫だけでなく、母としても学ぶ点は多くありました。
佐藤ママがイメージ通りだったこと
この日のいちばんの名言は、
「点数にならない答えはゴミ。惜しいとか、ケアレスミスはない」
子どもに教えたら、ひどいと言って引いてましたが、 受験の場では本当にそうだと思います。
すぐに行ったこと、これからやっていくこと
快適に勉強するための工夫もとても役に立ちました。
カレンダーを2つ買う
2ヶ月先までの計画を立てるため。
小4兄のテストの予定や勉強の計画を記入。
↑予定を入れる前。まっさら。(100円ショップにて購入)
2か月分あると、先のテストの予定もわかりやすく、意識しやすいです。
ここには息子の予定だけを本人が書きこんでおきます。
タイマーなくして時間管理なし
佐藤家には数十個の タイマーがあります(多っ)
佐藤家では
- 毎日の計算は決めた個数を10分でする
- 理科社会の暗記事項もタイマーで10分
- 漢字は個数で決めるのではなくタイマーで10分
- 20分後に勉強を始める場合は20分にタイマーセット
- テレビを30分見るときも30分にタイマーをセット
我が家では時計で時間を測ったり、子どもまかせで管理していましたが、タイマーならピピと音が鳴るので家事をしながらでも確実に管理できますね。
始めて2日目ですが、時間を測ることで「今まで思っていたほど長時間勉強していなかった。」「10分あれば案外いろいろできる」と本人が気づいて、積極的に取り組んでいました。⇒タイマーでの管理は受験が終わるまで続きました。(習慣化されていました)
こちらにも我が家のキッチンタイマーのことが書いてあります⇒ゲームが先か、勉強が先か?「勉強しなさい」と言わない我が家の工夫
佐藤ママの教えでやらなかったこと
これは講演会で話していた内容ではありませんが、佐藤ママの教えで受験直前には「ご飯を食べている子どもに問題を出す」というがあります。
スケッチブックに問題を書いて、食事中の子どもの前に紙芝居のように繰り出す(笑)
これをやろうと思って息子に言ったら「ぼくそれ嫌だ。ご飯くらいゆっくり食べたい」というので却下。
録画した「ブラタモリ」を1.3倍速で見ながらご飯を食べていました。
講演終了後
私は子どもに自主的に勉強に取り組んでほしいと思い、勉強にあまり口出ししないようにしてきました。
講演を聞いた後は、「勉強させるのではなく、もっと子ども&子どもの勉強に関わっていこう。」と思いました。
子どもの最終目標は「自活」。自分がやりたい職業やりながら楽しく生きていけるということ。テストで点数を取るための勉強じゃない。
この言葉は深く胸に刻まれました。小4兄にも小2妹にも、これから先ずっと伝えていきたいと思っています。
それでは中受パパママさん、お互いに頑張りましょう!
追伸
講演後、サイン本を求める長蛇の列に驚きました。ご利益でもあるのかな。
↓ 私のおすすめタイマーです ポイントは10分、1分、10秒のボタンがあること。
10分のボタンがあると時間の設定がとても楽です!