中学受験といえばホワイトボード。(言いすぎ?)
テレビに出てくる御三家合格者のリビングにはたいていある、会議室みたいな移動式のホワイトボード。
「リビングでっかいな!うちは狭くて置けないよ!!」
そんなあなたに激烈おすすめ、ポスターのように壁に貼る、しかも静電気でつくので画鋲いらずな「SAOLOR どこでもシート」のご紹介です!
テレビショッピング臭スイマセン。
目次
「SAILORのどこでもSheet」のサイズなど
SAOLORは作っている会社、「セーラー万年筆」のこと。
どこでもシートは「窓や壁に貼るホワイトボードのようなシート」
シートの厚さが0.05ミリと薄手で、幅が60センチのロール状になっています。(透明のどこでもシートもあります)
幅60×高さ80cmのシートが25枚つながっていて、80センチごとにミシン目で切ることができます。
もちろん貼る場所に合わせてハサミでカットすればピッタリサイズに。
静電気で張り付くので、窓や壁にピタッと貼りつき、どこでもホワイトボードの完成!
我が家はリビングの引き戸に貼り付けてこんな感じ。
幅60×縦160センチあります。
シート2枚分ですね。
貼り変えたばかりなのでピカピカ(´。✪ω✪。`)
先ほど気づいたのですが、少し凸凹がある壁紙でも静電気で貼ることができました!
↓ 我が家の壁(普通の壁紙)です
こういった貼るもの系って壁紙の凸凹に弱いものが多いですが、静電気のおかげでピッタリ貼りついています。
凸凹がは大きいと貼りつかないようですが、壁紙程度なら大丈夫みたいです。
我が家のどこでもシート活用法
さて、我が家のリビングの引き戸に貼ったどこでもシート。
ある日のシートはこんな感じ。
中1息子の数学と、小5娘の社会と、母からの連絡事項と何かの計算のあと。
書いたら書きっぱなしの時も多く、どんどん隙間が埋まっていく……
どんな時に書いているかというと、
- 兄が妹に算数を教えるとき
- テストで間違えた漢字の再テスト
- 理解度を確認するために「解説してもらう」時
- 暗記したいものがあるとき
- 何か思いついた時
- 話してる途中で図を書きたくなった時
- 兄が数学で煮詰まった問題を解くとき
- 忘れ物をしないようにメモ
- 母からの伝達事項
- イラストが得意な娘の落書き
要するに決まったルールはありません^^
子どもにとっても便利らしく、貼り替えのために外していた時「どこでもシートがないと不便!」と言っていました。
マーカーの置き場は100円ショップのブックエンドと小物入れ
どこでもシートの近くにマーカーを置きたかったので、置き場を作りました。(作ったというほどのものでも^^i)
100円ショップのスチールのブックエンドを逆さまに貼り付け、マグネット付きの小物入れをくっつけます。
ブックエンドの上にはホワイトボード用のイレーザー(こちらもマグネット付き)を。
文字を書く以外にこんな使い方も! その他の活用法
どこでもシートの箱にいろいろ載っていましたが、中でもなるほど!と思ったのは、「窓の目隠し」「プロジェクターのスクリーン」という、文字を書かないパターン。
テープを使わずに貼ることができるので、手軽でいいですね。
「子どもの落書きに」とも書いてありましたが、小さいお子さんは絵がはみ出してしまいそう……
ホワイトボードマーカーも落ちにくいものもありますからね^^i
あまり小さなお子様向きではないかもしれません。
どこでもシートのデメリットと対策
磁石がつかない
一般的なホワイトボードにできて、どこでもシートにできないことは「磁石をくっつけること」ですね。
その代わり(?)シートの表にも静電気があるため、メモやプリントなどの軽い紙は静電気で貼り付けることができます。
磁石がつかないことで、ホワイトボードが掲示物で埋まることがないっていうのはメリットかも!
静電気が永久ではない
書き消しをしていくうちに、静電気が弱くなります。
そこで我が家はどこでもシートの周りをマスキングテープでぐるりと貼り付けています。
マスキングテープがあると「枠があることで書くときにはみ出さないように気を付ける」というメリットもあります。
最初は1年くらい同じシートを使っていました。
だからシートがなかなか減らない^^
どこでもシートの周りが汚れがち
↓ これです。
どこでもシートをはがした跡。
マーカーを消すとき、イレーザーがはみ出て壁が汚れがちなんです。
気を付ければいいだけなんですが^^i
消した跡が凸凹になる シート裏に空気が入り込む
マーカーを消した跡がこんな感じで凸凹になります。
最初は気になるんですが、だんだん慣れて気にならなくなります(笑)
あと、シートの下の空気を抜いてピッタリに貼っても、数時間後には空気が入っているという謎。
でも気にしない(笑)
どこでもシートがおすすめなので記事を書き始めたのですが、細かく伝えようと思っているうちにデメリットが先行しているような(゚―゚;)
中学受験生にホワイトボードは必須じゃないけど「ありよりのあり」
どこでもシートをリビングに貼って1年半。
貼って思うことは、「家族で勉強する時に便利」だということです。
兄が妹に教えるときは塾講師のように教えています。
間違えた問題の確認作業などは、小さく紙に書くよりも大きくホワイトボードに書いた方がやりやすいです。
漢字の間違いや書き順ミスも発見しやすい^^
立って勉強することで、ノートに書くのとは違う刺激もあります。
人に説明するのも効果的な勉強法ともいわれますし、廊下の壁がホワイトボードになっている大学や企業があったり。
親ともかかわることの多い中学受験にはもってこいのアイテムです。
今回は壁に貼るどこでもシートについて書きました。
移動式ホワイトボードを置くスペースがある方、ホワイトボードを壁にとりつけることができる方は、どこでもシートは必要ないかもしれません^^i
ホワイトボードを置く場所がない、壁に固定する金具で穴をあけたくない、「買っても使うかわからないからお試しに」……という方にはおすすめですよ!